告白(映画 )ラストのなーんてねの意味、爆弾は爆発はしてないのか?

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告白のラストなーんてねの意味/ネタバレ解説

今日はこちら、

出典:goo.gl/F243TF

映画「告白」です。

 

映画「告白」は2010年に公開された、

湊かなえ原作の小説を映像化した作品です。

出典:goo.gl/QMJn2r

 

R15+指定の作品。

 

監督脚本は中島哲也、

出演は松たか子、岡田将生、木村佳乃など。

興行的にはヒットした映画でしたが、映画の批評家には評判が悪く、

その年のワースト映画にも選ばれました。

 

しかし、そんな事がありながらも、実は熱狂的なファンもいる作品です。

 

また、学校が舞台となっているので、生徒役でたくさんの役者が出演。

 

出演する役者の中には、橋本愛や能年玲奈(のん)など、

後に大ブレイクする役者も出演しています。

特にこの時の橋本愛の可愛さは格別です。

 

まるで、天使の様な可愛さです。

 

話が逸れましたが、超簡単にストーリーを説明すると、

ある中学でクラスを受け持つ女教師の森口悠子の幼い一人娘が、

その受け持つクラスの男子生徒に殺されます。

 

娘を殺された女教師が娘を殺した生徒に復讐するというお話です。

こちらが、予告です。

映画「告白」の予告編

 

で、この作品のラストで、教師森口を演じる松たか子は、

自分の娘を殺した生徒渡辺修哉(西井幸人)が作った爆弾を、

修哉の母親の元に持って行き、

修哉自ら母親を殺害するように仕向ける。

 

渡辺修哉は自分を捨てて出て行った母親に執着していた。

自分の事を認めて欲しいという気持ちがとても強かった。

修哉の唯一の弱点が母親なのです。

 

そんな母親を自分で殺した事に絶望する修哉に対して、

森口は、

「ここから、あなたの更生の第一歩が始まるのです・・」と言い。

出典:goo.gl/7fRAFW

涙を流した後・・・

 

 

「なーんてね」

 

と言ってこの映画は終わります。

 

原作には実はこのセリフはない。

 

この映画の終わり方に、

爆弾が爆発して、母親が吹き飛ぶ描写があるのですが、

森口(松たか子)は実際には爆弾を母親の所には持って行ってないんじゃないか?

(普通の教師であれば、幾ら何でも、そこまでやらないだろ?)

とか、

母親が死んだと思ったら、渡辺修哉も絶望するだろうから、

復讐は遂げられたんじゃないのか?

 

という解釈から最後に「なーんてね」と言ったんじゃないか?

つまり、母親は死んでいないという考え方もできるのです。

 

えっ?

母親死んだの?

 

それとも、ビビらせる為の嘘なの?

 

と疑問が湧きます。

 

今日はその答えを解説します。

 

原作の雰囲気や、最後がどんな終わり方をするのかも解説しますので、

ご理解いただけるのではないかと思います。

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映画告白のラストの謎、爆弾は爆発したのか

「なーんてね」は何にかかった言葉なのか?

森口(松たか子)の最後のセリフ、

「なーんてね」は何に対しての言葉なのか?

 

爆弾を母親の所に持って行って、

母親を爆殺した事に対しての「なーんてね」なのか?

 

それとも・・

と、いう事で改めてこの作品を見直してみました。

 

 

結論から言うと、

「なーんてね」という言葉は、

「ここから、あなたの更生の第一歩が始まるのです」

という言葉にかかっています。

 

つまり森口(松たか子)は渡辺修哉の更生など、

全く気にもしていないという事です。

 

渡辺修哉に復讐する為に、

渡辺修哉が一番ダメージを受ける事、

 

母親を崇拝している修哉自身に母親を殺させるという事をさせたのです。

 

渡辺修哉の更生の為に、復讐したい気持ちを押し殺して、

もっとも大切な存在の母親を、

自らが殺したという、状態を作り出し、

自らの過ちを修哉に気付かせた。

 

そして涙する森口先生。

出典:goo.gl/ZCXHSn

 

教師という立場もあり、

殺された子供の父親であるパートナーの桜宮も、

犯人への復讐は望まず、森口がエイズの桜宮の血液を抜いて、

血液で復讐をしようとした時も、

 

「憎しみを、憎しみで返してはいけない、それで君の心が晴れる事は絶対に無い、

いつか必ず彼らは更生する、彼らを信じろ」

 

「それが、君自身の再生につながる」

 

という言葉を残して、桜宮は亡くなっていった。

 

 

娘を殺された悔しさを押し殺し、

 

修哉がまだ未成年である事を考慮して、

 

涙を流しながら、桜宮の言葉に従い復讐を諦める・・・

 

そして、

「ここから、あなたの更生の第一歩が始まるのです」

 

 

と、言ってからの・・・

(ニコッ、この笑顔)

 

「なーんてね」

 

「なーんてね」という言葉は、

そんなわけねーだろ?

 

という意味が込められているんですね。

告白の原作ラストや違い

告白の原作はどんな感じになっているんでしょうか。

 

原作には、映画のラスト「なーんてね」はありません。

 

原作を読んだ印象は映画に比べて、

森口から少年Aの渡辺修哉と、少年Bの下村直樹に復讐するという、

強いモチベーションを感じ取れる内容です。

 

そして、渡辺修哉の歪んだ人間性を作り出した人物にも、

森口は言及して怒りを向けています。

悲劇を作り出した桜宮の正義感

エイズの血液が入った牛乳を犯人の2人に飲ませ、

学校を去った森口は、エイズ患者の夫、桜宮が死ぬまで2人だけで過ごした。

出典:goo.gl/L7jmRG

森口も牛乳ではHIVに感染する確率は低いという事は知っていました。

 

しかし、確率はゼロではないので、

悪い事をした人間には、

裁きが下されると信じていた。

 

復讐を行っても自分の気が晴れる事はない事から、

この問題に一区切り付けて、

もう一度人生を一からやり直そうかと森口は考えていた。

 

前を向いたのです。

 

しかし!

 

死の間際に夫である桜宮は驚くべき事を告白します。

 

夫桜宮は森口が犯罪者になる事を止めようとして、
血液を混ぜた牛乳を事前に別の物にすり替えていたのです。

 

そして桜宮は森口に対して「犯人は必ず更生する事が出来る」と、
言い残し死んで行きました。

 

しかし、森口はこの桜宮の言葉を完全に納得する事が出来なかったのです。

 

これは父親の言葉ではなく教育者の言葉。

 

森口は桜宮が立派な教師である事は間違いないが、

父親である事を優先しなかった事が許せなかったのです。

 

娘を殺された母親の感情を無視した行動。

 

そして、自分を納得させる動機となっていたあの牛乳も、

全くの無意味。

 

森口はもう一度、犯人の2人に復讐する事を決意します。

 

原作には犯人の下村直樹、渡辺修哉が苦しみながら、

死ねばいいと思ったと語る描写もあります。

 

少年B下村直樹には桜宮の元教え子である新任教師の寺田

(岡田将生が演じた空気が読めない教師)を利用した。

 

下村と母親の関係を揺さぶり、下村は母親を殺害し施設に送られた。

出典:goo.gl/WQe5yZ

 

森口の少年Bに対する復讐は成功する。

 

(寺田への介入方法は、桜宮の葬儀に来た寺田に接触して、クラスの様子を情報収拾し、
寺田にも情報を与えるふりをして操っていた)

森口は下村に対しては十分な復讐が出来たと満足します。

 

しかし、下村と修哉、どちらが憎いかと言ったら修哉だと言います。

 

修哉に関してはHIVの感染は全く復讐になっていない事を、

森口は彼のホームページの遺書を見て知った。

 

修哉は重病(エイズ)になったら母親が振り向いてくれると思っていて、

逆にHIVに感染する事を喜んでいた。

 

しかし、検査の結果は陰性だったのでガッカリしていたのだ。

 

森口は娘の死の真相を警察に言わなかった。

 

この事も修哉はガッカリしていた。

 

何故なら自分に注目が集まり、

母親に自分の存在を知ってもらえるからだ。

 

全て母親。

 

この男の行動原理は全て母親である事に森口は気づく。

 

そして、この行動原理を作り出した張本人は、

 

渡辺修哉の母親。

 

自分が満たされていない事から、

修哉に対して児童虐待を行いながらも、中途半端な尊敬と愛情を残し、

さっさと家族を捨てて去って行った。

 

修哉の母親は、子育ての途中で書いていた論文が認められて、

出て行ったのです。

 

身勝手な人間だと森口は言います。

 

そして修哉に、あなたの世界にはママと自分しかいないから、

ママを殺しなさいと言った。

 

 

「爆弾を作ったのも、スイッチを押したのもあなた自身です。

これが本当の復讐であり、あなたの更生の第一歩だと思いませんか?」

と言って物語は終わります。

 

母親を殺す事が、あなたの更生の第一歩ですよと言っている様にも思えますね。

爆弾が爆発して、母親が死んだ事がハッキリと分かりますね。

ルナシー事件について元ネタの話

この映画の中に「ルナシー事件」って出て来るんですが覚えていますか?

少年A、渡辺修哉が殺人を犯すきっかけになった事件です。

 

自分が発明したびっくり財布で賞を受賞したが、

ルナシー事件に話題をさらわれ、自分の発明は全く注目されなかった。

 

ルナシー事件とは13歳の少女が家族の食事に青酸カリを混ぜて、

その症状をブログに書き込んでいた事件。

 

その少女がルナシーと名乗っていた為、この事件をルナシー事件という。

この少女は13歳であった為少年法により裁かれなかった。

 

動機など全くの謎の事件ですが、

人々は事件について色々な憶測や妄想をする様により、

事件の犯人ルナシーを崇拝する人間も現れた。

 

その1人が北原美月

出典:goo.gl/tobd3L

手首にLの刺青が掘ってあります。

 

このルナシー事件の元ネタとなっているのが、

静岡女子高生母親殺害未遂事件です。

 

この事件は2005年に起こった事件で、逮捕されたのは、

静岡県の高校一年生(16歳)の女子生徒です。

 

母親に劇薬タリウムを飲ませ、

母親が弱っていく様子をブログにアップしていた。

 

ブログの題名は「Glmugnshu―グルムグンシュ―」

ハンドルネームは岩本亮平

男性の名前で書き込んでいた。

 

使っていたのは楽天ブログです。

 

入院中の母親のお見舞いに行き、そこでもタリウムを飲ませる。

その様子も撮影していた。

 

事件が発覚したのは家族の通報。

 

過去に動物を殺した事があった事と、

様子が怪しいところがあった。

 

警察が部屋に入ると、

数々の薬品や動物の死骸などが発見された。

 

同級生の証言では、小さいな爆弾の様な物を持って来た事があった、

押してみてと言われたので、押したらパンという音がして、

火薬の様な匂いがした。

 

このエピソードが渡辺修哉の、

びっくり財布の元ネタになっていると思われます。

 

この事件は映画化されている。

出典:goo.gl/dURpCd

予告

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