愛のむきだしの感想【満島ひかりの凄さが分かる映画】
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はい、今日はこちら。
映画「愛のむきだし」です。
今日はこの映画の感想を書こうと思います。
この映画は2009年の1月に公開された映画で、
監督は「冷たい熱帯魚」の監督で知られる、
園子温監督です。
愛のむきだしの感想【満島ひかりの凄さが分かる映画】
出典:goo.gl/bbDhVL
結論を先に言うと、
私の感想は、
満島ひかりが、ただただ良かった。
凄かった。
終わり。
そんな映画です。
この映画は約4時間。
237分の映画です。
長いよ〜という感想もあれば、
全く長さを感じさせないという意見もある映画。
人の好みは様々なので、
どちらも正解なのですが、
私の場合は、長さを全く感じさせない映画だった。
そんな感想を持ちました。
皆んなのレビューを見ていると、
俳優さんの演技が良かった〜
と褒めている人が多いですね。
話の内容より、演じている人(笑)
満島ひかりを褒めている人もいれば、
西島隆弘の演技が良かったとか、
安藤サクラの怪演を褒めている人もいました。
皆んな良かったと思います。
ただ、その俳優さんのポテンシャルを引き出すという意味では、
園子温監督というのは凄い人なんだなぁと私は思います。
間違いありません。
私は園子温監督の映画は、この映画と冷たい熱帯魚が好きなんですが、
どちらも甲乙付け難い程好きな映画です。
心揺さぶる満島ひかりの演技
私は、この映画で1番心に響いたのは満島ひかりの演技です。
それにつきます。
満島ひかりが心に残って、
正直、他の人たちが霞んでしまいました。
映画のストーリーは、大変失礼な言い方なのですが、
もう、どうでもいいという感じです(笑)
簡単にストーリーを紹介すると、
これは実際に起こった出来事をモチーフにした映画で、
園子温が出会った盗撮のプロの男に聞いた話。
新興宗教にハマった妹を、
洗脳を解いて脱退させた話を元に作っています。
その話をモチーフに園子温が味付けをしているという内容です。
園子温の味付けとは、グロとパンチラです(笑)
(勿論それだけではない)
しかし、そんな事はどうでも良くなります。
この映画は満島ひかりに感情を揺さぶられるんです。
最初は満島ひかりが可愛いなという感じなのですが、
物語が後半に差し掛かるにつれ、
演技が神がかってきます。
彼女のシーンを見ていると、
涙が溢れてしまいました。
よくもあんな訳の分からないストーリーの中の登場人物で、
あんな演技ができるなと。
役に入り込んでいるというか、
取り憑かれているというか、
映画を見ていて、感情を揺さぶられる事は滅多にありませんが、
ちょっとやばかったですね・・
それだけで、見た価値は有ったと思わせてくれました。
満島ひかりの好きなシーン
この映画の中の満島ひかりの好きなシーンを紹介します。
この映画を見て、良かったと思った人なら、
そりゃそうでしょと誰もが思うシーンだと思いますが、
一応紹介します。
コリントの信徒への手紙一第13章・愛の賛歌
出典:goo.gl/KQP6Xg
主人公のユウは、
ゼロ協会に洗脳されたヨーコの洗脳を解く為に、
海辺の車に監禁します。
隙をついて逃げ出したヨーコを追いかけ、
もみ合いになるユウとヨーコ。
ユウに馬乗りになって、ヨーコが絶唱する、
とても有名なシーン。
ワンカットで長回し。
コリントの信徒への手紙一第13章・愛の賛歌を、
涙を流しながら絶唱します。
このシーンはリハーサル無しで本番に臨んで、
一発でオッケーだったそうです。
ユウの病院のシーン
出典:goo.gl/s2C9yq
ユウ(西島隆弘)はゼロ協会からヨーコを助け出す事が出来たが、
自分自身が狂ってしまった。
以前の記憶は無く、自分の事をサソリと思い込んでいた。
ヨーコは洗脳が解け、自分を助けたのはユウである事に気づき、
ユウの為に、ユウが入所する病院に来た。
ヨーコはサソリと自分の事を認識しているユウに対して、
必死に呼びかける。
というシーンです。
この時の演技も凄かったですね。
まとめ
という事で、愛のむきだしの感想でした。
この映画には、主人公達が盗撮の練習をするシーンとか、
色々、笑いの要素も入っていたり、
また、ゆらゆら帝国の音楽だったり、
安藤サクラの演技だったり、
好きなところが沢山あるのですが、
満島ひかりが凄すぎて、
満島ひかりってヤバイ。
と認識させてくれた、
そんな映画です。
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